アスペルガー症候群とカサンドラ症候群
おれはパーソナリティ障害ではないのかもしれない
うちの母親は認知症だと思ってたが、あれはアスペルガーなのかもしれない
上のリンク先に出てくる出来事が、そのままおれにもある
高校生のときに毎日弁当だったのだが、あるとき友達に、変わった弁当だね、と言われた
考えたこともなかったが、友達の弁当を気にして見てみると、うちの弁当とは全然違う
うちの弁当は、ご飯にコロッケ2個、とか、ご飯に餃子、とか
それに気づいてからは、おにぎりだけにしてもらった
それはそれで、変わってるよね、とは言われてたが、今日はコロッケなのか餃子なのかビクビクするよりは気楽だった
おれは小学生のときから神経質で、学校に行くのがすごく嫌だった
今思えば、先生と合わない、のが理由だったと思う
ある時期、毎朝、お腹が痛いから学校に行きたくない、と言ってた
親に無理やり出されて学校に行ってたが、ある朝はほんとにお腹が痛かった
うちの親もさすがに病院につれてってくれて、診断結果は盲腸、いわゆる急性虫垂炎
その日のうちに手術をして、1週間、入院した
今までそんな話は笑い話にしかしてなかったが、さっきのリンク先の話を読んで、うちの親はアスペルガー症候群なのかも、と思うようになった
うちの父親も変だった
何を言っても、怒るだけで、ちゃんと話をしたことはなかった
その癖に、なにをしても文句を言われた
おれは父親が苦手だったので、大学から家を出た
たまに会うことはあったが、まともに話をすることなく去年死んだ
変な人だったなぁ、と思ってた
でも、大人になると、変な人は世の中にいっぱいいることくらい分かる
自分の親が変な人なのは、そんなこともあるのか、と思ってた
でも、母親がアスペルガーで、父親がカサンドラ症候群だとしたら、そう考えたら納得できる
アスペルガーの人の周りにいる人は、大変だ
アスペルガーの人は自分が正しいと思ってる
なにをしても謝らないし、相手のせいにする
周りの人がまともなら、自分が悪いのかも、と思ってしまう
そうやっておかしくなるのが、カサンドラ症候群らしい
カサンドラ症候群は、パーソナリティ障害にも見えるらしい
難しいことはわからないが、そうかもしれない、とは思う
おれは、父親も自分もパーソナリティ障害だと思ってたが、カサンドラ症候群だったのかもしれない
母親は、認知症ではなく、アスペルガーなのだ
母親は、天然みたいなところはあるが、記憶力はある
判断力もないことはなく、1人でちゃんと暮らしいる
しかし、だれも近寄らない
たまに会うと、いろんな人の悪口をずっと言ってる
しかし、それも事実かどうか分からない
遠く離れて会ってもない人の話ばっかりしてるし、もう死んだ父親の話も、知らなかった話がどんどん出てくる
妄想、被害妄想かもしれない
認知症かと思ってたが、昔からそうなのかもしれない
父親が生きてたときは、父親がそれを聞いてたから、おれには話を聞く機会がなかっただけなのかもしれない
父親がいなくなって変な話をするようになったと思ってたが、それは違って、父親にしてた話をおれにするようになっただけなのかもしれない
死ぬまで母親には会わないようにしようと思う