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都市伝説「だるま女」の謎

大学院生だった時分に中国を旅行しようと計画していたら、同級生がこんな話をしてきた
なんでも中国では、女が捕まって両手両足を切断されて見世物にされる「だるま女」というのがあるそうな
その同級生が言うには、ある旅行者が捕まって連れて行かれた先に「だるま女」がいて、「あなたもこうなる前に早く逃げて」なんて言われて命からがら逃げ延びた、という話
中国を含めてなんども海外旅行をしていたぼくは、そんな話は眉唾だと思った
当時はまだインターネットもそれほど普及してなくて、スマホもまだなかった
縦長の携帯電話がようやく普及しだした頃だった
旅行者の情報収集は専ら旅行者同士のコミュニケーションが中心で、安宿ではよく海外の旅行者と話をしたし、飲んだりもした
宿についたら宿帳を見て、街や観光スポットや交通手段の情報収集が必須だった
そんな中で「だるま女」の話なんて聞いたこともなかった
もしそんなものがあったら、時間と好奇心を持て余す旅行者の間でたちまち噂になってただろう
けっきょく今日の今日になっても、「だるま女」なんて見る機会はなかったのだが、たまたまテレビでこの番組を見て謎が解けた
プレミアムカフェ 西太后 王朝の幕を閉じた“悪女”
冒頭で「だるま女」の話がでた
中村うさぎが、西太后が気に入らない女官を「だるま女」にした、という話をした
加藤徹という大学教授が「あれは映画の脚色」と否定していた
かの大学教授は、番組中、西太后のいろんな話をしていたが、すごく詳しくて、話が面白かった
調べてみたら、やっぱり「だるま女」なんて都市伝説だという
だるま女
中国の歴史上の悪女を脚色するためのエピソードってわけだ
やっぱりなぁ、なんて思ってたら、気になることが書いてあった
実際に見世物に「だるま女」がいたと書いてある
しかも日本人
中村久子
凍傷で両手両足を失い、その後に虐待を受け、自立するために見世物で芸人として働いてたそうだ
ぼくが学生のころにはまだ見世物というのが残ってた
京都の八坂さんの境内にあったのを覚えてる
どっかの温泉街でも見かけた気がする
でも怖いから中に入ったことはない
テレビでみたのには、白蛇や口裂け女や卵を丸のみする女なんてのがあったそうだ
そういう意味では、「だるま女」は実際にいたわけだけど、いわゆる中国の「だるま女」は都市伝説だった、というのが分かった