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労基署もがんばってるようだが、経営者がブラックすぎて呆れる

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ぼくが昔いた会社でいま残業代がどうなってるのか、知り合いに聞いた
そしたらどうも、裁量労働制をやめたらしい
ぼくがいたころは裁量労働制ではなく、プロジェクト・マネージャーに認められた分だけ残業時間を申請する慣習だった
大変なプロジェクトでは、残業200時間/月とかいうところもあって、年収が倍くらいになるやつもいた
ただし、そういうプロジェクトのメンバーは体を壊して早々に休職するか、退職していった
その後、ぼくがやめたあとに裁量労働制になったと聞いていた
そして先日、現在の状況を聞いてみたら、裁量労働制をやめたということだった
労基署が入って、「みなし残業以上に恒常的に残業してるから裁量労働制をやめろ」と勧告されたらしい
その結果、給料はみなし残業なしの金額に減らされ、残業代を別途つけることになったとのこと
とは言え、残業した時間をしっかり申請できる訳ではなく、プロジェクト・マネージャーの指導が入るのは相変わらずということだった
それならただ前のルールに戻っただけ、というところだが、さらに詳しく聞いてみたところ、耳を疑うような仕組みができたという
残業時間を申請する際に、「残業時間を少なく申請した場合は自分が悪いので後から文句言いません」という項目にチェックを入れさせると言うのだ
なんじゃそりゃ?
頭がおかしい経営者っていうのは、こういうことを平気でやるのだ
こんなの無効でしょ
まぁ、その知り合いには、とりあえず労基署に通報した方がいいよ、と言っておいた
なんならぼくが通報しようかな
この話を聞いて、頭がおかしい経営者に呆れた一方で、労基署もがんばってるなぁ、と思った
電通や野村不動産で過労死が頻発して社会問題になってる裏には、労基署の日々のがんばりがあるわけだ
頭が下がる
前にも書いたけど、どの業界でも若手に裁量なんてあるはずがない
作業指示がないのに仕事できる若手なんていない
日本では、管理職・マネージャーの仕事は「マネジメント」ではなくて「管理」なのだ
ぼくも昔、管理職をやっていたが、会社にいないとなぜだか上司から「どこにいるんだ」と電話がきたもんだ、なんも用事がないのに
ほんとにバカげてる
こんな企業で裁量労働制を導入したところで、残業時間が減るわけがない
だから、先日も紹介した下記の記事にあるように、
裁量労働制は本当に「定額働かせ放題」なのか

裁量労働制を悪用する経営者が悪い、というのは正しいと思う
これからも労基署の働きに期待したい
そして、迷走してる政治家と官僚にも、悪徳経営者による裁量労働制の悪用、労働者酷使の悪行の実態を、しっかりと知って欲しい

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