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チベットのツアー会社

チベット, ツアー, ツアー

2016年の秋にチベットに行ったときにお願いしたツアー会社から、今年もどうですか?とメールが来た
Tibetan Expeditions
www.TibetanExpeditions.com
2016年のレシートはこんな感じ↓
TE-InvTAK10-1[1]1.jpg
10/06から10/24までのツアー、ラサ発ラサ着で15,337RMB
25万円くらいかな
日本からラサの往復費用は別途必要
外国人がカスタマイズしたツアーに、ぼく一人で追加で参加させてもらった
もともとぼくがツアーをカスタマイズして参加者を募ってもらってたんだけど、ちょうど同じような人がいるよ、というのでぼくが参加させてもらう側になった
起案者のカナダ人の夫婦に、ベルギー人の夫婦とぼくの5人で、チベット人のガイドと運転手がついて、カイラスをコルラして帰ってきた
ぼくは、計画段階では、中国かチベットにある旅行会社10社くらいに見積りを依頼して、まともに返ってきたのは3社ほど
その中でもこのツアー会社がダントツに安かった
もちろん、日本のツアー会社もだいたいチェックしたが、どこも倍以上の金額だった
ビザは自分で取って、ラサに行く前に2週間ほど四川省カムを回って、合計1ヶ月の旅だった
安いツアーなので、日本語はなし
ガイドはインド留学経験があって英語は堪能だったけど、ぼくが堪能ではないので、仏像の解説などは半分も理解できなかったけど、すごく楽しい2週間だった
仕事やめてチベットに行って、ほんとによかった(しみじみ)
当時の話では、共産党政府の方針で、ツアーの料金が年々高くなっているとのことだった
特に交通手段が高くなっているとのこと
レシートを見ても分かるように、空港の送迎だけでエライ金額をとられている
これは政府の取り分がほとんで、旅行会社には利益はほとんどないらしい
チベットは、中国人民だらけだった
中国人民は、許可証なしでチベットを自由に旅行できるのだ
これは昔から変わらない
ぼくは20年前の学生のときに1度、成都からラサまでヒッチハイクで行ったことがあるが、そのときは中国人民なんでほとんどいなかった
時代の流れはチベットを大きく変えてしまったのだ
ガイドが言うには、いいこともあるという
薬や食料が手に入るようになったのはよいことだと言っていた
2008年の北京オリンピックのときにもぼくは、アリからヒッチハイクでカイラスに行こうとした
でもこのときは、アリの先のヒッチポイントでどうしても車がつかまらず、断念した
この時期はおりしもチベットとウイグルが大きく揺れていた時期でもあった
オリンピックを機に、暴動や焼身自殺や焼き討ち、公安や解放軍による弾圧が頻繁に起こっていた
あれから1年たって、当時の雰囲気とはまったく違っていた
チベット人はみんな標準話を話すようになり、バスや鉄道などの交通機関も整備され、畑もいたるところに拓かれて、観光客が見てもすぐに分かるほど、いかにも豊かな国になっていた
昔のチベットが面影をなくしていたのを嘆く一方で、ぼくは、チベット人たちが幸せそうに暮らしているのを素直にうれしく思った
旅の途中、チベット人の茶店で食事をするのがほとんどだったが、あるとき若い女の子の給仕が「外国にいきたいなぁ」みたいなことを言っていたらしく、ガイドが説教し始めたことがあった
「君たちはチベット人と結婚して、子供を生まないといけないよ」
ぼくはそれを見て、なんとしっかりした国なんだろう、と驚いた
テレビでも、チベット人の僧が地元の子供たちに勉強やチベット語を教えているのを見たことがある
食料や薬が手に入るようになって国が豊かになったのに、安心することなく、危機的な状況にあることを自覚した上で、自分たちが何をすべきかをインテリ層がしっかりと考えている
どこかで聞いたような話だなぁ、と思ったら、日本の幕末から明治維新のようだと思った
当時の日本のインテリ層である武士が、自分たちの国が外国の食い物にされないように革命を起こして近代化を進める
戦後の日本復興なんかも、似たようなところがある
アメリカに占領された日本を、吉田茂らがどうにか独立させ、復興させていく話
チベットにとって見たら、中国は外国なわけだ
北京オリンピックの当時、チベットは本当に大変な時期にあったけど、今は経済発展をしていると言ってようだろう
これは習近平の方針転換に礼を言わないといけないと思う
しかし、これからがチベットがもっと大変な時代だろう
習近平の経済的な占領政策にどう立ち向かうのか
民族浄化や同化政策は今もどうせ行われてるに違いない
チベットを旅していて、ある寺で衝撃的な話を聞いた
この寺は緑が少ないだろう?なぜか分かる?と聞かれたが、分からない
なぜか聞いてみると、寺で焼身自殺があって火事になったからだよ、という
いつ?と聞くと、ほんの数年前の話だ、とのこと
あぁ、一見平和そうに見えるけど、そうではないのかもしれない、と思ったものだ
今年もチベットに行ってみようかな、と思っているが、どうするかはまだ決めていない