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映画「この世界の片隅で」をみた

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今日、中国旅から帰国した
重慶から香港、香港から成田に帰る途中、
キャセイパシフィック航空の機内で映画をみた
「この世界の片隅で」

他に見たい映画もなくてなんとなく見てみたのだが、なかなかよかった
淡いタッチのアニメーションも、ぼくが好きな感じだった
太平洋戦争が始まり、
アメリカが広島に原爆を落として、
戦争が終わる時期の話
何気なく生きていた広島・呉の人々の生活が、
戦争や敗戦に翻弄される様
主人公の女性の声をのんが演じている
世間知らずでおっちょこちょいの女性が、
つらい毎日を通して強くなっていく様を、
透明感のある声でうまく演じていたと思う
のんはひさびさにいい女優だなぁ、と思っていたが、
一時期みかけなくなったので残念に思っていた
最近いろんなところでみかけるようになって、うれしい限り
アメリカと戦争をした国とは思えないほど、のどかな呉の風景
半自給自足のような庶民の生活
若くして知らない男性と結婚し、嫁として主人の家で働く当時の女性の普通の生き方
呉は軍港があったため、
東京大空襲のように焼夷弾だけではなく
殺傷力の強い爆弾が投下されたという
大和や武蔵と言った名だたる名軍艦も、作中で姿を見せる
平和な生活の中に突然訪れる、身内の死
軍港から姿を消していく軍艦が、戦局の悪化を物語る
身近な人たちが呆気なく死んでいくのを、みな自然に受け入れていく
静かに悲惨な戦争の現実
そして敗戦とともに爆発する主人公の感情
不条理に対して、強くなるしかないという庶民の生き様
のんの細い声で唐突に放たれる強烈なセリフ
ドキッとしたが、一番グッと来た場面だった
弱いように見えて、実は人間っていうのは強い生き物なんだ、というメッセージが込められているように思った
つらくても生きていかなきゃいけない
強さがなくて、どうして生きていけようか
時折こころをえぐるようなエピソードが、淡々と描かれる
こんな映画は始めてみたかもしれない
ネタバレを避けるため、抽象的な表現しかできないのがもどかしい
名作「はだしのゲン」は、もう古典と言ってもよいくらい古くなってしまった
今の若い世代は、知らない人の方が多いだろう
「この世界の片隅で」が、若い世代にも、戦争や原爆の酷さを伝えられたらいいと思う
かく言うぼくも、戦争は知らないし、原爆も知らない
でも、
知識を通して、知る努力はしたいと思う
日本人として、広島には行くべきだと思う
祖父や曽祖父の世代が戦った戦争のことを、勉強すべきだと思う
学校や教科書が教えてくれないことだからこそ、自分から知ろうとすべきだと思う
そういう意味において、
この映画は見るべき作品だと思う
よい作品に出会えたと思う
Wikipediaによると、原作はもう完結してるらしい
https://ja.wikipedia.org/wiki/この世界の片隅に
この世界の片隅に 上中下セット (アクションコミックス)

つい先日、広島に行こうとしたけど、飛行機が飛ばなくていけなかった
江田島に行こうと思ってたのだが、また機会を見つけて行こうと思う

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