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日本の労働環境は時間本位の奴隷制度

日記日記

こんな記事を読んだ
「働き方改革、ドイツに学ぶべき点はここだ」
在独ジャーナリスト 熊谷徹
2016年10月11日 05時20分
ようやくこんな話が表に出てきたか、という思いがある
ぼくが新卒で就職して働き出したのは、もう15年以上前のことだが、
その頃の働き方ったら、もうめちゃくちゃだった
バブルもはじけて久しい2000年ごろ、
毎日のように終電まで仕事をしていた
朝から晩まで、食事も休憩もままならないまま、
気がつけばもう終電の時間
でも、当時は若かったので、
世の中のことなんてなにも知らなかったのが幸いして、
特に疑問を抱くこともなく、
毎日それなりに楽しく仕事をしていた
体力もあった
毎日終電まで仕事をして、
時には終電を越しても仕事をしてタクシーで帰宅して、
それからようやく居酒屋で食事をして、
2-3時間ほど眠ってから、また会社に行っていた
土日はほとんど眠っていた
それでどうにかやっていけた
20代は、とにかく働いた
他に何も考えることもなかった
働いて、酒を飲んで、遊んでいれば、明るい未来が待っていると思っていたように思う
しかし、ある日ふと振り返ってみると、あれ?っと思うことが多々あった
同期の半分くらいはすでに会社をやめていた
あるプロジェクトでは、同僚がある日突然いなくなった
仲のよかった先輩が、ある日突然連絡がつかなくなった
いつの間にか、
こんなこと、あと何年やるんだろう
そんなことを思うようになっていた
30代になると、体力的にきつくなってきた
ぼくは労働時間を極力短くしようと努力をするようになった
よくいう話で、
自分の時給を計算してみたらマック以下だった、なんて話
同僚ともよくそんな話をしていた
自虐とも自慢ともとれるような長時間労働の小話
どうしたらいいのかが分からないから、
酒を飲んでお互いの置かれた労働環境を自虐的に言い合うしかなかったのかもしれない
働きやすい環境を求めて、転職を繰り返した
給料も上がった
車を買って、余暇を楽しむようにもなった
ワークスタイルを変えると、ライフスタイルも変わる
30代は、楽しく仕事をするように心がけていたように思う
しかし、30代の半ばを過ぎると、
少しずつどうにもならなくなってきた
自分の置かれた状況や、自分がいる会社の状況にもよるかと思うが、
労働時間を短くすることに対する冷たい目みたいなものをすごく感じるようになった
最後にいた会社では、
ぼくは極力20時には帰るようにしていた
出社は早くて10時、遅いと11時ごろ
フレックスなので、そこはどうにでもなる
会社に着くと、メールをチェックしてから、
その日のタスクを処理していく
お昼はできるだけ外に出て食べた
ランチタイムを避けて、13時ごろから外に出ることが多かった
それからほとんど休憩も取らず、
ひたすら仕事をする
できるだけ早く帰りたいので、
休憩もとらず、ひたすら仕事を処理する
20時を過ぎると、目が回ってくる
そうなると、その日の仕事は終わり
それ以上仕事をしても、効率が悪いからだ
朝、今日はこのくらいは終わらせよう、と思った仕事は、20時ごろには大体終わっている
経験的に、自分が1日でどのくらいの仕事を処理できるか、大体分かる
ぼくは帰宅の途につくのだが、周りはまだまだ帰る気配はない
そもそも終電まで仕事をするのが普通になってる業界なので、
20時に帰ろうなんてだれも思ってないのだ
年末年始、ゴールデンウィーク、シルバーウィークは、
有給もあわせて極力長く休みを取るようにしていた
たいていは海外に遊びに行く
2週間くらいは日本を不在にする
1週間くらいの休みだと、行きたいところにいけないので、2週間は休みたい
そのために、毎日仕事をがんばってるのだ
しかし周りは、だれもそんなに休みを取らない
逆に、年末年始も会社に来て仕事をする始末
休みを取ると、決まってなにか言われる
「うらやましいですね~」なんてのはまぁかわいいもんで、
上司になるといやみの一つや二つ、ことあるごとに言うやつもいた
自慢じゃないが、ぼくは誰よりも仕事をしている自負があった
人の倍くらいでタスクを処理していたし、
人の倍くらい案件を抱えていたし、
人の倍くらい後輩の仕事の面倒を見ていた
しかし、
休みを取ろうとすると、いやみを言われるのだ
冒頭に紹介した記事にもある通り、
日本の労働環境というのは、
何時間働いたか、何日働いたか、というような指標で評価されるのだ
いや、
働こうが働くまいが、
何時間、会社にいて、何日、休みを断念したか、と言ったほうが実態に近い
長らくサラリーマンをして、分かったことがある
労働時間が長い人は、往々にして仕事ができない
ごくまれに、だれよりも労働時間が長いのに、誰よりも仕事ができる人がいるが、
そんなの例外中の例外中の例外
たいていのサラリーマンは、
労働時間が長く、それゆえに仕事ができない
本来は、8時間で会社から退社して、
あとはリフレッシュすることに時間を使うべきなのだ
そうでなければ、
会社にいる間にハイパフォーマンスな仕事なんて、できるわけがない
若いころは、体力もあるし、頭もよく働くから、
少しくらい労働時間が長くてもどうにかなる
でも、30代、40代と年を重ねるにつれて、
体力はなくなるし、頭も回らなくなる
そのうえ労働時間は若い頃と同じだったら、
パフォーマンスが落ちて当たり前なのだ
ましてや、家に帰れば奥さんや子供がいたら、
家に帰っても休めない人だっているだろう
休みだって、若い頃のように自由気ままにリフレッシュできるだけでもなかろう
けっきょく、長い労働時間を容認するような労働環境は、
パフォーマンスは低くならざるを得ない
長らくサラリーマンをやって、ようやく確信するようになった
いま思えば、気づくのが遅すぎるよおれ、という思いもある
もっと若い頃に早く気づいて、こんな環境から早々に立ち去っていれば、
また違うことにチャレンジできていたかもしれない
日本の企業は、優秀でない人が牛耳っているので、
優秀な人間は排除されるようにできている
優秀でない人たちが自分たちの既得権を守るために、
企業という仕組みを牛耳っている
政治も、行政も、同じ構造になっている
この構造は、今となってはもう変わることはない
さて、
日本にもドイツ式の労働規制が導入されるだろうか
日本人の労働時間を短くするには、法律で規制するしかないと思うのだが、
自民党は経団連を説得できるのだろうか
労働時間が短くなれば、余暇が増え、消費も増えるように思う
一人当たりの所得も当然下がると思うが、雇用は増えるだろう
オリンピックが終われば、雇用は減る
それまでに、労働時間の規制ができるだろうか

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