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映画「闇の子供たち」を見てきた

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坂本順治監督の最新作を見てきた
闇の子供たち
江口洋介と佐藤浩市の演技が楽しみだったが、佐藤の出番は少なかった
幼児売春、臓器売買といったタイの暗部を描いた作品だが、そこに日本人を含む外国人がどのように関わっているかが焦点となっているようだった
タイには常に多くの日本人が訪れていると思うが、去年バンコクを訪れた際には、外国人の中でも日本人の影響はそれ以前よりかなり小さくなっているように思った
NANAで知り合った女の子は、「日本人はお金ないからね」と言っていた
10年ほど前は、バンコクで日本人はモテモテであった
その反面、カオサンロードのセブンイレブンには、日本語の遊びガイド雑誌が売られている
バンコクのみならずタイ全土の都市(かなり小さい街も含まれている)の、遊びスポットを解説した雑誌である
ゴーゴーバーだけではなく、立ちんぼストリート、出会い喫茶、ナンパスポットといったように、日本人がタイ人の女の子と接触するためのスポットを、かなり丁寧に詳しく説明した本だ
合わせて、タイの女の子にはまって人生を棒に振った男の実録記事なども掲載されていた
バンコクの繁華街はいまや、東京の表参道のような街となっている
貧乏旅行者が気軽に入れるようなお店は、裏路地にももう残っていないかもしれない
あるタイ人男性はこうこぼしていた
「いまのタイは前の首相のせいで外国資本の食い物になってしまった。日本もそうだろ?おれは悔しい」
そう言われて気づいたが、日本の繁華街も外国のブランド・ショップやコーヒーショップなどが埋め尽くし、日本でしか買えないものなどはもうすでにないのではないだろうか。
不振が長引いている日本のマーケットは外国資本の買いがかなり入っているとも聞く。
中国人が経営する企業で日本人の若者が寝る間も惜しんで働き、高層マンションの上層階は中国人か欧米企業の幹部が住んでいるという
秋葉原や新宿では、中国語や韓国語が普通に見られるようになった
一方、英語の話せない日本人は、お金がないとなかなか相手にされないタイの繁華街
以前、チベットのラサで知り合った日本人男性は、パッポンでボーイをやっていると言い、流暢なタイ語を話した。
パッポンの裏話をいろいろと教えてくれて、なるほどと思ったものだ
彼は、ラサの安宿のドミトリーのベッドの上で、慣れた手つきでコカインを吸引していた
深く考えずに触れれば、タイは明るくて楽しくて居心地が良いところだと思っていた
この映画は、その裏側にある闇の深さを描きたかったのではないかと思った
その存在をなんとなく気づいてはいるのだが、深くは考えずに過ぎてしまう闇の深さ
闇に光を当てるとその深さに気づく、というのに衝撃を受けた作品だった
また、この作品には、わが子の命とタイの見知らぬ命との天秤、というテーマもある
違った視点から見ると、また違って見れるのだろう
子を持ってからまた見たい作品だと思った